現場での流れについて
加工帳・施工図の作成
仕様書と図面から適切な材料を選択、鉄筋の加工形状や数量を見積もり、加工場に発注したり、現場の職人が材料を見て取り付けができるように施工図を作成します。
鉄筋加工
現場で取り付ける鉄筋は、必要に応じて加工をします。加工の精度によって、鉄筋時の組み立ての精度も左右されるため、丁寧かつスピーディーな加工が求められます。
配筋・組み立て
加工場より送られた材料を作成された施工図をもとに鉄筋を取り付けていきます。実績のある経験者が、作業の段取り・現場での指揮を取り、鉄筋を組み立てていきます。
嵌合
鉄筋同士を繋ぎ合わせて長くする作業です。代表的な嵌合の方法が機械式継手という方法で、建物の強度に密に関係するので手早く確実に嵌合します。
結束
ハッカーを使って結束線と呼ばれる針金で鉄筋を結束します。スピードだけでなく、水平・垂直・平行の取れた精度の高さが求められます。
自主検査
主なチェックポイントは、鉄筋同士の間隔(ピッチ)や、使用した鉄筋の太さや種類などです。水準器を使って、地面と水平に配筋されているかも確認します。